Step World 聖蹟桜ヶ丘 英語教室

家庭でもできる小学生向け英語アクテヴィティーの紹介

単語の神経衰弱ゲームはなぜ大事?

幼稚園児、小学生に人気のゲームに単語神経衰弱があります。

ゲームのやり方
①このように、二枚づつ同じカードを用意します。
②裏返し、バラバラにまぜます。(裏は真っ白)
③memory card game、神経衰弱です。一人二枚ひっくり返し、同じカードが出たらとれます。
④日本のトランプの神経衰弱は、当たると何回でも続けてチャンスが与えられますが、この英単語ゲームの場合は、当たっても、チャンスは一回ずつにした方が良いと思います。なるべく自分の番がすぐに回ってくるようにしないとこどもが飽きてしまうので。
ポイント☆
*必ず、カードをひっくり返すたびに、カードに描かれた単語を英語で言う。
*講師も仲間に入り、引くたびに"ant" "apple" "ant" "apple" と英語で記憶するモデルになる。


なぜこのゲームが効果的なのでしょうか。三つの理由があります。


①従来の日本の英語教育では


🍎 → りんご → apple    という脳の回路を作らせていました。


中学校で先生が持っているフラッシュカードは、片面英語、片面日本語でしたよね?
もちろん、言葉が複雑になればそれも仕方ありません。


でも幼稚園や小学生なら、英語スイッチと日本語スイッチ両方の回路を作ることが可能です。バイリンガルのように。


🍎→りんご  
🍎→appleの二種類の回路をいつでも選択できるのです。
絵カードの神経衰弱ゲームでは、この回路を作るのに最適です。🐊のカードを見て、"alligator"と発音することで、🐊のカードの場所をalligatorとして記憶しようとするわけです。場所を記憶するために頭の中でalligatorと何度も繰り返します。
そうして
🐊→alligator の回路が出来上がるのです。


② Multiple Intelligence Theory  通称MI理論と呼ばれる理論があります。こどもそれぞれ得意分野があります。音楽だったり、絵画だったり、運動だったり。そういうさまざまな才能を開花させるため、また、言語習得そのもののセンスが低い子のために、こういった、音楽や絵画運動などを取り入れて英語に興味を持ってもらう。
神経衰弱ゲームは、画像で記憶することが得意なお子さんにはヒーローになれるチャンスです。言語習得のセンスとは関係ない部分での競争になるからです。
言語習得のセンスが高いお子さんはいます。こういうお子さんは教室でもだいたい目立ち、いつもヒーローになりがちなのです。大切なのは、そうでないお子さんにいかにスポットを当て、ゲームで勝たせ、モーティベーションを上げるかなのです。
お教室を開いていらっしゃる方、是非一度絵カード神経衰弱ゲームをやってみてください。勝敗は予想外な結果になると思います。


③ お子さんは覚えるのは早い。でも忘れるのも早い。ですから繰り返しがとても大切です。ただの単語の繰り返しでは飽きてしまいます。いつも誰が勝つかわからない、スリルがある絵カード神経衰弱ゲームは、有無をいわさず、口に出し、また頭の中でも単語を繰り返しますから、単語を覚える定着率が抜群です。ご家庭でも是非やってみてください。


応用編:この神経衰弱ゲームに文字カードも入れます。A とa でとれます。Bとbでとれます。
B,b とD,d中々定着しませんよね。このゲームのおかげで覚えた生徒さんも多数います。


このゲームとても楽しいだけでなく、確実に単語力がつきます。何人かでやると盛り上がるので、もし良かったら、STEPWORLD 聖蹟桜ヶ丘 英語教室の無料体験の際、「絵カード神経衰弱ゲームやりたいです」と一言おっしゃってください。一緒に遊び、バイリンガル回路、作っちゃいましょう!